第99回「蜂窩織炎」

蜂窩織炎は皮膚および皮下組織の急性細菌感染で,最も頻度の高い原因菌はレンサ球菌とブドウ球菌です。症状と徴候は,疼痛,急速に拡大する紅斑,および浮腫であり、発熱や所属リンパ節腫脹が生じることもあります。
今回は「蜂窩織炎」です。

第97回「ガイドラインと利益相反」

近年、医師と製薬会社の金銭的な関係に関する透明性を求める声が高まっています。日本で使用されている6つの癌診療ガイドラインの執筆者に対して製薬会社から支払われた金額の公開データを集めて分析した論文が、JAMA Network Open誌電子版に2019年4月26日に掲載されました。
今回は「ガイドラインと利益相反」です。

第95回「急性腰痛症(ぎっくり腰)」

急性腰痛症とは一般にはぎっくり腰と言われる状態です。腰椎すなわち腰の背骨は5個の椎骨で構成されていますが、それを支えている椎間板や関節、筋肉や靱帯などに 部分的な損傷が起こり、強い痛みが生じると考えられています。
今回は「急性腰痛症(ぎっくり腰)」です。

第93回「軽度認知障害」

軽度認知障害は認知症の一歩手前の状態で、MCI(Mild Cognitive Impairment)とも呼ばれます。認知症における物忘れのような記憶障害が出るものの症状はまだ軽く、正常な状態と認知症の中間と言えます。
今回は「軽度認知障害」です。

第92回「C型肝炎ウイルス陽性ドナーからの心肺移植」

移植用の臓器不足に対する解決法の1つとして、C型肝炎ウイルス(HCV)陽性ドナーからHCV陰性患者に対する心臓または肺の移植を行い、直接作用型抗HCV薬を予防的に投与すれば、レシピエントに対するHCV感染を阻止することができ、臓器の生着も良好だったとの報告が、New England Journal of Medicine誌電子版に2019年4月3日に掲載されました。
今回は「C型肝炎ウイルス陽性ドナーからの心肺移植」です。

第91回「急性白血病」

私たちの血液中には免疫を担当する白血球と酸素を運ぶ赤血球、出血を止める血小板の3つの血球が存在します。これらは、骨の中にある骨髄という部分で作られています。骨髄の中には白血球、赤血球、血小板のもとである造血幹細胞があります。この造血幹細胞から分化成熟して血球になるわけですが、造血幹細胞もしくは幼弱な細胞が自己増殖し、成熟障害を起こして腫瘍化するのが白血病です。腫瘍化した細胞が、本来リンパ球になる細胞の場合リンパ性白血病、それ以外の場合、骨髄性白血病の名前がつきます。
今回は「急性白血病」です。

第90回「非結核性抗酸菌症」

非結核抗酸菌(non-tuberculousis mycobacteria: NTM)は, 結核菌群およびらい菌を除いた約150種類の抗酸菌の総称です。NTMは、免疫不全患者さんのみならず健常な方への感染が成立すると考えられています。感染が成立すると特徴的な症状に乏しく,、数年~十数年かけて慢性肉芽腫性病変が緩徐に進行するのが一般的です。結核菌とは違い、ヒト―ヒト感染は一部を除いて起こさないとされるため,、患者さんの隔離は不要です。
今回は「非結核性抗酸菌症」です。