第305回「麻疹」

日本国内で麻疹(はしか)の感染者が増加しています。2023年4月下旬にインド帰国後の30代男性が麻疹と診断されました。その後、この男性と同じ新幹線に乗り合わせていた30代の女性と40代の男性が5月上旬に麻疹と診断されています。3月にも大阪府で麻疹の症例が1例報告されており、さらに、神戸市からもそれぞれ3月、5月に麻疹の患者が報告されています。
今回は「麻疹」です。

第304回「梅毒」

2022年は梅毒の日本国内の報告数が過去最多となりました。2019年には6,642人、2020年には5,867人、2021年は7875人でした。2022年は12,964例と感染症法の施行以来初めて年間1万例を超えました。2021年に比べると約5,000例の増加となっており、著しく増えています。
今回は「梅毒」です。

第303回「抗ウイルス薬の効果」

新型コロナウイルス変異株、オミクロン株の流行は、現在も続いています。米国では、2023年2月現在XBB.1.5系統が最も流行しています。一方、イギリスでは、オミクロン株CH.1.1系統がXBB.1.5系統と共に流行しています。東京大学の研究グループは、患者から分離したCH.1.1株に対する治療薬の効果、並びに、BA.4/5株対応2 価mRNAワクチンの有効性を調べました。
今回は「抗ウイルス薬の効果」です。

第301回「新型コロナウイルス再感染」

新型コロナウイルスの流行が2019年末から始まり、これまでに世界ではおよそ7億6千万人の感染者が報告されています。流行から時間が経つにつれ、再感染する人の割合も増えてきています。
今回は「新型コロナウイルス再感染」です。