第118回「黄熱ワクチン」

黄熱は、日本脳炎と同じフラビウイルス属のウイルスによってひきおこされます。治療としては対症療法のみであり、発病すれば致死率は20%です。初感染では30-50%の致死率とも言われています。したがって、ワクチン接種による予防が最も重要です。
今回は「黄熱ワクチン」です。

第117回「蚊媒介感染症」

病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症を蚊媒介感染症と言います。主な蚊媒介感染症には、ウイルス疾患であるデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、原虫疾患であるマラリアなどがあります。
今回は「蚊媒介感染症」です。

第116回「ダニ媒介感染症」

ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。日本で認められるダニ媒介感染症は、日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎等があります。また、つつが虫病とういう感染症は、はつつが虫病リケッチアを保有するダニの一種であるツツガムシに刺されることによって感染する疾患です。
今回は「ダニ媒介感染症」です。

第115回「在宅医療」

2025年に向けた地域医療構想では、日本全体の病床数が減り、特に急性期病床が減るため、高齢者の方の医療は病院の、特に急性期病床から慢性期病床へ、そしてさらに在宅へとシフトしていくことが考えられます。
今回は「在宅医療」です。

第114回「病院の再編統合」

厚生労働省は2019年9月、市町村などが運営する公立病院と日本赤十字社などが運営する公的病院のおよそ25%にあたる全国424の病院について、再編統合について特に議論が必要とする分析をまとめ、病院名を公表しました。
今回は「病院の再編統合」です。