第105回「エボラウイルス病」

エボラ出血熱、もしくはエボラウイルス病はエボラウイルスによる感染症であり、ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱等とともに、ウイルス性出血熱に分類される疾患です。エボラ出血熱患者が必ずしも出血症状を呈するわけではないことから、国際的にエボラ出血熱に代わってエボラウイルス病(Ebola virus disease: EVD)と呼称されています。
今回は「エボラウイルス病」です。

第104回「髄膜炎菌ワクチン」

侵襲性髄膜炎菌感染症はわが国では近年稀な疾患となっていますが、一部は劇症型として重篤な転帰をとることが知られています。髄膜炎菌ワクチンは、アフリカの髄膜炎ベルト地域を含めた流行地に渡航する者、米国等の留学先でワクチン接種を要求されている者などに接種します。
今回は「髄膜炎菌ワクチン」です。

第103回「狂犬病ワクチン」

狂犬病は、犬だけの病気ではなく、人を含めた全ての哺乳類が感染し、発病すると治療方法がなく、重篤な神経症状を示してほぼ100%死亡する極めて危険なウイルス性の人獣共通感染症です。狂犬病ワクチンには、曝露リスクのある者に対して行う曝露前接種法と、加害動物から咬傷を受けた後にワクチン接種をする曝露後接種法があります。
今回は「狂犬病ワクチン」です。

第102回「特定看護師」

特定行為に関わる看護師の研修制度とは、「看護師が医師の作成した手順書により特定行為を行う場合に、特に必要とされる実践的な理解力、思考力および判断力並びに高度かつ専門的な知識および技能の向上を図るための研修」となっており、特定行為ごとに研修を受ける必要があります。
今回は「特定看護師」です。