第130回「ネコひっかき病」

ネコひっかき病はBartonella henselaeを原因菌とする感染症です。症状は局所の丘疹と所属リンパ節炎で、診断は臨床的に行い,生検または血清学的検査により確定します。治療は局所の温湿布および鎮痛薬と,ときに抗菌薬を使用します。
今回は「ネコひっかき病」です。

第129回「ANCA関連血管炎」

血管炎症候群は全身に張りめぐらされている血管の壁に炎症を起こし、さまざまな臓器障害を引き起こす疾患群です。血管炎症候群は大きくは、炎症を起こす血管の太さで分類されます。このうち、小型血管に炎症を起こす疾患として抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎があります。
今回は「ANCA関連血管炎」です。

第128回「若年性特発性関節炎」

若年性特発性関節炎は、16歳未満のこどもに起こり、原因が分からず、関節炎の症状が6週間以上続く病気です。こどものリウマチ性疾患のなかで最も多く見られる病気であり、症状として関節に炎症が起き、関節が痛んだり、腫れたり、熱をもったり、赤くなったりして、関節を動かしにくくなります。関節炎は指にあるような小さな関節から、手首や膝のような大きな関節にまで起こります。若年性特発性関節炎の種類によっては、関節炎に加え、発熱を繰り返したり、皮疹が出たりすることもあります。
今回は「若年性特発性関節炎」です。

第127回「変形性関節症」

骨と骨との間にあって、クッションの役割や滑らかな動きを可能にしている組織が軟骨です。変形性関節症では、その軟骨がすり減って、滑らかな動きができなくなり、大きな摩擦を生じるようになります。
今回は「変形性関節症」です。

第125回「多発筋炎・皮膚筋炎」

多発筋炎・皮膚筋炎は筋肉の炎症により、筋肉に力が入りにくくなったり、疲れやすくなったり、痛んだりする病気です。この病気は、膠原病と呼ばれる病気に含まれます。関節痛は頻度が高く、そのため、リウマチ性疾患に含められることもあります。その他、肺も症状を起こしやすい臓器です。
今回は「多発筋炎・皮膚筋炎」です。

第124回「関節リウマチの治療」

関節リウマチは原因不明な疾患で、原因をとりのぞく根治療法は今のところ期待できません。しかし、メトトレキサートなどの抗リウマチ薬や生物学的製剤を積極的に使うことによって患者さんのQOL、すなわち生活の質を維持し、寛解を導くことが治療の目標となってきました。
今回は「関節リウマチの治療」です。

第123回「関節リウマチの検査と診断」

関節リウマチは典型的には血清学的な炎症所見を伴う慢性多関節炎ですが、早期には非典型例も多くあります。関節炎には鑑別疾患も多く、関節リウマチの診断は容易ではありません。しかしながら最良の治療のためにはしっかりとした診断がかかせません。
今回は「関節リウマチの検査と診断」です。

第122回「全身性エリテマトーデス」

全身性エリテマトーデスは、英語でsystemic lupus erythematosusといい、その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。発熱、全身倦怠感などの全身症状と、関節、皮膚、そして腎臓、肺、中枢神経などの内臓のさまざまな症状が一度に、あるいは経過とともに起こってきます。
今回は「全身性エリテマトーデス」です。

第121回「リウマチ性多発筋痛症」

リウマチ性多発筋痛症(polymyalgia rheumatica: PMR)とは肩から上腕、臀部から大腿部に疼痛を伴う炎症性疾患です。発症年齢はほぼ50歳以上であり、70代でピークを迎えます。また、男女比は1:2と女性に多く、家族内発症はまれです。発症は急性発症が多く、しばしば発症日の特定が可能です。
今回は「リウマチ性多発筋痛症」です。