第91回「急性白血病」

私たちの血液中には免疫を担当する白血球と酸素を運ぶ赤血球、出血を止める血小板の3つの血球が存在します。これらは、骨の中にある骨髄という部分で作られています。骨髄の中には白血球、赤血球、血小板のもとである造血幹細胞があります。この造血幹細胞から分化成熟して血球になるわけですが、造血幹細胞もしくは幼弱な細胞が自己増殖し、成熟障害を起こして腫瘍化するのが白血病です。腫瘍化した細胞が、本来リンパ球になる細胞の場合リンパ性白血病、それ以外の場合、骨髄性白血病の名前がつきます。
今回は「急性白血病」です。

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