第237回「オミクロン株の特徴」

新型コロナウイルス感染症は、2022年年明けから全国でオミクロン株を中心とした第6波を迎えており、かつてない規模で新型コロナウイルス感染症の新規感染者が増加しています。オミクロン株による感染ではこれまでとどういった違いがあるのでしょうか。
今回は「オミクロン株の特徴」です。

第236回「ステルスオミクロン」

オミクロン株の亜種、BA.2がデンマークをはじめいくつかの国で広がっています。日本でも市中感染例が報告されており今後の拡大が懸念されます。このオミクロン亜種BA.2は海外ではステルスオミクロンとも呼ばれています。
今回は「ステルスオミクロン」です。

第235回「新型コロナウイルス抗原定性検査」

ワクチン、検査パッケージではPCR検査や抗原定量検査が推奨されていますが、抗原定性検査の利用も可能とされ、2021年9月からは薬局での販売も解禁されています。しかし鼻腔ぬぐい液の採取が必要で、使用に難しさがある点や、精度と活用方法を理解したうえでの使用が求められる点、未承認のキットも販売されている点など、課題も多く残っています。
今回は「新型コロナウイルス抗原定性検査」です。

第234回「mRNA以外のワクチン」

米国Novavax社は、英国と南アフリカで先行して行った同社の組み換えナノ粒子ワクチンの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンNVX-CoV2373の臨床試験に続いて、2021年前半に米国とメキシコで実施した第3相臨床試験の結果をまとめ、2回接種による新型コロナウイルス感染症COVID-19発症予防効果は約90%だったと報告しました。
今回は「mRNA以外のワクチン」です。

第233回「オミクロン株の重症度」

2022年1月現在、全国で急速に新型コロナウイルス陽性者が増えており、第6波に入ったと考えられています。オミクロン株による感染ではこれまでとどういった違いがあるのか、少しずつわかってきています。
今回は「オミクロン株の重症度」です。

ワクチン解説動画

第232回「オミクロン株の感染拡大」

2021年12月下旬から日本でもオミクロン株による市中感染例が報告されています。オミクロン株はスパイク蛋白の遺伝子に32か所の変異があり、このうち15か所の変異は感染成立に関わる受容体結合部位に存在しています。これまでの変異株と同様に、オミクロン株でも感染力の増加や、過去の感染やワクチン接種によって付与された免疫を回避する能力の増加が明らかになってきています。
今回は「オミクロン株の感染拡大」です。

第231回「経口薬の特例承認」

厚生労働省は2021年12月24日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬として承認申請されていたモルヌピラビル、商品名ラゲブリオについて、特例承認しました。軽症から中等症IのCOVID-19患者に使用できる経口薬としては、国内で初めてとなります。
今回は「経口薬の特例承認」です。

第230回「後遺症と思い込み」

フランスの研究者らは、新型コロナウイルス感染症後に息切れや疲労感などの症状が長く続いている人を対象に、抗体検査の結果を照合して、報告された症状の多くが、自分は新型コロナウイルスに感染したことがある、という思い込みと関係していたが、実際に抗体検査の陽性者に有意に多かった自覚症状は嗅覚障害のみだったと報告しました。
今回は「後遺症と思い込み」です。
 

第229回「コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種」

英国の研究者らは、アストラゼネカ社とファイザー/ビオンテック社の2種類の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの2回目の接種時に、インフルエンザワクチンを同時接種する臨床試験を実施し、安全性に問題はなく、別々に接種した場合と同様の抗体反応が見られたと報告しました。
今回は「コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種」です。

第228回「小児へのワクチン接種」

米国の研究者のグループは、Pfizer/BioNTech社のmRNAワクチンを5~11歳の小児に投与して有効性と安全性を調べる臨床試験を行い、このワクチンは5歳以上の小児に対しても安全で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発症を予防する効果が見られたと報告しました。
今回は「小児へのワクチン接種」です。