第135回「SARS」

重症急性呼吸器症候群、SARSは、SARSコロナウイルス(SARS-CoV)によって引き起こされるウイルス性の呼吸器疾患です。2019年末から流行するCOVID-19もコロナウイルスであり、SARSコロナウイルスと遺伝子学的には75~80%相同していると言われています。しかしながら、これまでわかっているCOVID-19の臨床症状はSARSとは異なっている部分も多くみられます。
今回は「SARS」です。

第134回「COVID-19」

新型コロナウイルスはCOVID-19と呼ばれるようになりました。コロナウイルスは一本鎖のRNAウイルスであり、表面を覆うエンベロープに突起があり、この突起が太陽のコロナのように見えることからコロナウイルスと呼ばれています。人に感染するコロナウイルスはこれまで6種類が知られており、この中にSARSやMERSが含まれ、その他の4種類は通常の風邪を起こすウイルスです。さらに新しくCOVID-19が認識されました。
今回は「COVID-19」です。

第133回「新型コロナウイルス肺炎」

新型コロナウイルス発生以来、いくつかの論文が発表されていますが、武漢大学中南病院のWang氏らは、新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染による肺炎で入院した診断確定例138人の特性を分析した論文をJAMA誌電子版に2020年2月7日に報告しました。
今回は「新型コロナウイルス肺炎」です。

第132回「野口英世とカリオン病」

オロヤ熱とペルー疣は、コロンビア、エクアドルおよびペルーのアンデス山脈のみで流行している風土病です。オロヤ熱とペルー疣はあわせてカリオン病と呼ばれており、日本が生んだ偉大な研究者である野口英世博士と密接な関係があります。
今回は「野口英世とカリオン病」です。