第296回「ラゲブリオの効果」

新型コロナウイルスSARS-CoV-2の経口抗ウイルス薬であるモルヌピラビル、商品名ラゲブリオは入院、死亡を30%減少させると言われています。しかしながら、このデータはオミクロン流行前、ワクチンが普及する前のデータです。ラゲブリオの有効性は、ワクチン接種患者においては確立されていません。そこで、通常のケアにラゲブリオを追加することで、COVID-19に関連する入院と死亡が減少するかどうかを確認する試験が行われています。
今回は「ラゲブリオの効果」です。

第295回「抗体陽性率」

2023年2月、日本赤十字社で献血した16歳〜69歳の13,121名を対象に、N抗体が測定されました。献血者のN抗体の調査の結果、42.3%、つまりおよそ4割の人が過去に新型コロナに感染したことがあると考えられました。
今回は「抗体陽性率」です。

第294回「マスク着用の判断」

2023年3月13日からマスク着用については屋内・屋外にかかわらず個人の判断に委ねられることになりました。場面や状況に応じて感染リスクを判断し、マスク薬用の判断をすることになります。
今回は「マスク着用の判断」です。

第293回「感染による免疫」

米ワシントン大学保健指標評価研究所の研究で、新型コロナウイルスへの感染により獲得した免疫は、同ウイルスに再感染した際の重症化に対する強力かつ長期的な予防効果を有することが明らかになりました。
今回は「感染による免疫」です。

第292回「生活習慣と後遺症」

米国ハーバード大学公衆衛生大学院の研究者らは、看護師の女性のデータを利用して、パンデミック前に調査した生活習慣と新型コロナウイルス感染症、COVID-19後遺症のリスクを検討し、肥満の程度つまりBMI、食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒の6項目で健康的な生活習慣を守れている人はCOVID-19後遺症のリスクが低かったと報告しました。
今回は「生活習慣と後遺症」です。