第35回「敗血症」

2016年2月22日、第45回米国集中治療医学会(SCCM)において敗血症および敗血症性ショックの国際コンセンサス定義第3版、sepsis-3が発表され、敗血症(sepsis)の定義は2001年以来15年ぶりに大きく改定されました
敗血症は「感染症に対する制御不能な宿主反応に起因した生命を脅かす臓器障害」と定義されました。このsepsis-3の発表からおよそ2年が経ち、sepsis-3も臨床現場に広く浸透するようになってきました。

今回は「敗血症」です。

第34回「アニサキス」

アニサキスは寄生虫の一種で、生魚に幼虫が寄生し、これを食べることで食中毒を起こします。2012年末に食中毒として届け出が必要な疾患となり、徐々に届け出件数が増加しています。

今回は「アニサキス」です。

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20180316/CK2018031602000022.html

第33回「オンライン診療」

2018年度診療報酬改定では、オンライン診療料等が新設されており、施設基準や算定要件においてこのルール遵守が求められることにもなります。このルールにのっとってオンライン診療を行っていれば、医療法・医師法等に抵触しないこととなります。すなわち、医師法第20条に規定される無診察治療には該当しないこととなります。

今回は「オンライン診療」です。

第32回「ジフテリア」

2018年2月28日付で、汎米保健機関(PAHO)より、ジフテリアの発生状況について報告がありました。2017年に、アメリカ大陸地域では、ブラジル、ドミニカ共和国、ハイチ、ベネズエラの4か国でジフテリア確定患者が報告されました。2018年には第8週までに、ブラジル、コロンビア、ハイチ、ベネズエラの4か国でジフテリア疑い患者と確定患者が報告されました。

今回は「ジフテリア」です。