第15回「ヒトパピローマウイルスワクチン」

子宮頸がんの予防のため、多くの国で女性にヒトパピローマウイルスワクチンが投与されています。国によっては男性にも投与しています。日本では2013年より厚生労働省が積極的な投与推奨を中止するよう医療機関に通達を出し、事実上の定期接種停止状態となっています。日本においてのみ子宮頸がんが増える可能性があります。

今回は「ヒトパピローマウイルスワクチン」です。

第14回「入院基本料と看護必要度」

看護必要度は2年毎に行わる診療報酬改定において評価基準や項目が見直されます。2016年度の診療報酬改定では、7対1入院基本料の要件を満たす患者割合の基準が15%以上から25%以上に引き上げられました。2018年度の改定ではさらなる引き上げが予想されています。

今回は「入院基本料と看護必要度」です。

第13回「インフルエンザワクチン」

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる感染症です。通常の風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴です。インフルエンザの予防に効果が期待できるのがワクチン接種です。

今回は「インフルエンザワクチン」です。

第11回「予防医療」

一般に予防医療は一次予防、二次予防、三次予防に分類されます。
一次予防は健康に日常生活を送る方が、食事や運動に気を付けることで疾病の発症をしないようにしたり、ワクチンを打って感染症にかからないようにしたりすることを言います。これまで日本では、日常生活のなかで疾病の発症を予防するような一次予防にはあまり関心が向けられませんでした。日本でも今後は一次予防に目が向けられることになると思います。

今回は「予防医療」です。

第9回「ジカウイルス感染症」

蚊媒介の感染症であるジカウイルス感染症は高熱を認めることも少なく、全体に症状が軽いと言われています。しかし、妊婦さんに感染した場合、小頭症の子供が生まれる可能性があると報告されています。

今回は「ジカウイルス感染症」です。

第8回「病原性大腸菌O157」

大腸菌は人では通常大腸に存在し感染症は起こしませんが、感染症を起こす病原性大腸菌も存在します。病原性大腸菌はいくつかに分類されますが、その中の腸管出血性大腸菌のうち、O抗原の中で最も多いのがO157です。

今回は「病原性大腸菌O157」のお話です。